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Ana

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4.6 アモイ xia men 夜 画像追加

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     なんというか、中国らしい住宅です。


     泥棒よけの格子があったりなかったりしますが自費でつけるもののようです。



     その4階から笑顔で手を振るオールバックモヒカンに黒縁メガネ。蛍光色の短パンとピチTの男……



     


     ひえ〜


     どうなるんだろう……




     一般の家庭はこの旅初めてです。


     くたびれた階段をあがっていきます。



     

     ドアを開けると、別世界です。


     ビフォーアフターの世界。1LDKを、2LDKに改造したそうです。


     白い壁にテレビが埋め込まれ、人形がきれいに並びます。



     その人形も埃一つかぶっていません。


     クローゼットにら古民家の扉が。また、壁には古い瓦がインテリアとして飾られています。ベッドはロフト。


     ベランダの位置にキッチンが。


     吸気口がコンロのすぐそばに。プロパンガスのボンベがありました。キッチンもきちんと整理整頓されています。


     また食材も調理まえからお皿の上にきれいに並んで……





     この男、只者ではない……



    男「Can you speak english ? OK ! That's good !!」




    許「His name is Irifune .」




     許さんは中国人同士、中国語でいいはずですが、なぜか英語で私を紹介してくださいます。


     Yes . My name is Irifune.



     名前の訂正をさぼった結果、ついに間違ったまま英語になってしまいました。




     彼は祝(ジュ)さんと言います。大変分かりやすい英語で窓から見える景色を紹介してくださいます。



    祝「僕はこの街が好きさ。あそこに大学が見える。あっちはお寺。あの大きな二つのビル。夜景もとてもきれいだよ。

     

     それにこの辺りはカフェも多いし、景色もきれいだから、かわいい若い女の子達がカメラを持ってあちらこちらにいるよ。


     彼女達をを眺める、気分が幸せになる。それが僕がここにすむ一番の理由さ。ハハハ!」




     

     双眼鏡を見つけてしまいました。





    祝「それにこの辺りは家賃も安い。僕はここに住んで3年だよ。趣味は旅行さ。ほら、この冷蔵庫のマグネットをごらんよ。」



     3年でこのきれいさはすごいなぁ……改装したてかと思いました。


     イタリア、サウジアラビア、トルコ、彼は世界各地を旅行しています。



     また、壁に飾ってある人形や、古道具についても紹介してくれます。私もこんな風に流暢に自己紹介してみたい!!


     都内のカルチャーセンターに彼のしゃべり方教室があったら迷わず受講しますね。



     これは相当な遊び人だろうなぁ……



    祝「OK ! 僕は料理をするから、ソファーでくつろいでて。 wifiもあるよ。(Please sit down. And,you can use wifi.)」





    許「入船さん、疲れたらPlease sit down. You can use wifi.」




     許さんも私に英語で話します……Why?




     大変豪華な海の幸。

     エビ、カニ、つぶ貝

    そしてイタリアのワイン……



     面白かったのは土地のこと。




     中国では北部とこちら南部でかなり文化が違うそうです。



     例えば一人っ子政策も、こちらはほとんど無視していたそうです。


     罰金があるのですが、家財道具を持って行かれてもそれでも子供を作るのが普通。


     北部はほとんど彼の世代の95%は一人っ子であとの5%は双子だそうです。



     子供が産まれるときには、他の自治体に引っ越せばOKという、書類の抜け道もあるとのことです。



     また、田舎の古い慣習で、男の子が産まれるまで籍をいれないというのも衝撃でした。


     


     それから膝の傷も見せてくれました。


     去年バスケットボールをやっていたときに、膝の靭帯が切れて、他のところを割いて移植したそうです。


     

    祝「僕は酉年だから、ここんところ運が悪いんだよ。でも来年からは良くなる。


     君は何年??辰年??OK、僕たちはいいコンビだ。酉と辰は相性がいいんだよ!


     僕の英語の名前はアーサー。よろしく!!」




     

     めっちゃ感じいいです。詐欺師かってくらい感じがいいです。





     詳しくはきかなかったんですが、こちらの人は英語の名前があるみたいなんですよね。





     ちなみに許さんのイングリッシュネームは「sphinx(スフィンクス)」です。





     彼の仕事は石屋さんで社長なのですが、奥さんも一緒になさっているそうです。




     職場は田舎にあり、こちらの家はセカンドハウスで月に一度くらいやってくるとのこと。





    祝「OK.この3月に信じられないひどいことがあった。それを話そう。」



     

     これがねずみみたいなひどい話。


     彼の奥さんの妹の旦那の家族が、仕事を世話してくれとやって来たそうです。


     

     で、世話してくれたのですが全然働きません。


     

     それどころか、彼らは結託して株を買い、祝さんたちを会社から追い出したそうです!!


     

     恩を仇で返すにもほどがあります……



     その裁判が3月に終わり、祝さんたちはたくさんのお金を使って会社を取り戻したとのこと。


     もうクタクタなんだそうです。




    祝「OK!もう一つの話。」




     夫妻で別の大物社長とタッグを組んで仕事をやる機会がありました。



     その社長の人間性もかなり慎重にみては手を組むことを決意。



     たくさんの時間、お金をかけて、石材イベントでのプレゼンを成功させたそうです。


     その社長も高評価だったのですが、内部で嫉妬され、悪い噂を流されて、その仕事も流れてしまったそうです。



     たくさんのお金、時間、エネルギーを無駄にしたとのこと。


     

    祝「おもしろいだろ!人生っておかしいでしょ!笑ってよ!」



    遊「いやいや、おかしくはないですよ。ひどい話。」



    祝「OK.なぜ僕がこの話を君たちにするか、君なんかは僕よりまだ9つ若い。もし君達がこの先生きていって何か辛いときがあったとき、アーサーがこんなこと言っていたと思い出せばいい。



     そしてより良い道を選んでくれたらいい。



     この二つの教訓から僕が言えるのは、人間の裏は分からないということ。



     みんな表面はニコニコしているよ。でも、その裏の顔は分からないよ。



     そしてもう一つ思った。本当に君のことを心配してくれるのは家族だけだ。



     よく電話がかかってくるよ。


     ちゃんと寝ているか?


     ご飯は食べているか?


     生活に困ってないか?



     若いときは鬱陶しいなと思ったけど、この年になって分かる。本当に心配してくれるのは家族だけなんだよ。


     僕の父親は僕のことを愛しているって言わないよ。


     だけど僕には分かる。



     OK!僕の一番大事な2冊の本を見せよう。」




     彼がベッドの下の本棚から出してきたのは明細帳。


     その中を見ると、各ページに新聞の切り抜きが。



    祝「これは、父が送ってきてくれたものだ。

     彼は法律家で新聞を読むのは仕事みたいなもの。

     僕に関係のありそうな記事を見つけたら送ってきてくれるんだ。それのスクラップさ。


     僕にとって本当に大事な本はこの2冊だけだよ。」





    祝「この街にはビッグチャンスが転がっている。アジアで一番世界中の石が集まる。そして、たくさんのボスがいる。この街は豊かだ。中国は今、豊かだ。それはなぜか?OK!明日君達に見せよう。なぜかを……



     君たちは今中国の表面をなぞって旅をしている。


     いい機会だ、今日と明日は表面じゃない、深く知ろう。」



     

     この男、かっこいい……




     食後は小雨のちらつく中街を案内してくれます。夜景がきれい。街も人が多いです。




    祝「この街は若い人が多い。ここに住むことで僕は彼らからエネルギーを吸収している。


     ほら、この街のカフェ。素敵な景色。オシャレな建物。それにかわいい女の子が座っている。



     ほら!いますれ違った女の子達。スリムだろ!この街の子はみんなスリムなんだ。」




     目の前に海が見えてきます。




    祝「Look!In front of you, there is sea !」






    許「In front of you, there is うみ……あのsea!」







     許さんはルー大柴状態です。




     この時間に女の子が一人歩きできる、治安のいい街なんだそうです。




     海辺にはおしゃれカフェがたくさんあります。




     もともとは漁港だったのですが政策で観光のためにカフェばかりにしたそうです。

     

     そのときはどうしても臭うのでカフェの営業はとても無理だったとか。



     バーに行こうとも行ってくれたのですが遅い時間だったので休むことになりました。