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Ana

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5.4 西寧→ラサ 最後の鉄道

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    5.4


    10時半に出発。



    許「あと、3000元必要です。」




    遊「とりあえず、私のクレジットカードを使いましょう。」





     手持ちがなくなったのでクレジットカードを使おうとしたのですが、ATMの中国語が読めません。



     選択肢がいくつかあるんです。




    許「一番上のものです。」





    「不足」と出てきます…




    あれ??そんなはずは…



    何度か試みますがうまく行きません。




    遊「うーん、駄目ですねぇ。」





    許「入船さん、普通の預金ですか??


     クレジットカードですか??」




    遊「日本の普通の預金は使えないと思いますのでクレジットカードです。」




    許「では、一番上ではありません。


      三番目です。」




    遊「やってみます。」






    「暗証番号入力回数超過」と出てきました。







    もしもの日本円、5万円を両替することに。






    この銀行は取り扱っていないそうで、別の銀行へ行きます。




    いろいろと書類を書きます。






    許「入船さん、3000元でいいですか??」




     聞かれても困りますが、3000元は大体5万円です。





    許「この書類、珍しいですよ。」







    3枚ほど書いて、許さんが案内係に渡します。





    許「Oh………




      50分も待つ必要があります……




      銀行は僕たちに両替をしたくないです…」





     

     銀行に嫌われたみたいです、残念。





    許「まずは、お昼ご飯食べます。」






     え?お金は??と思いますが、お昼ご飯。





     私は面片という、きしめんを細かくしたようなものをいただきました。




     

     印刷屋で、チベットへの入境に必要なパーミットを印刷します。





     お金は許さんの友人が貸してくれることとなりました。






     駅に入るときに切符と身分証を出すのですが、今回はパーミット(入境許可証)も一緒に提出。


     駅の警官が、私のパスポートとパーミットをスマホで撮影します。



     無事に通過。


     良かった……






     この旅で最後の列車に乗ります。



     硬いベッドの席は三段ベッド。






     一番上は座ることもできない高さ!!





     素晴らしい景色が続きます。






     線路に沿って動物避けの柵があります。



     これが出来てからヤクなどの動物が移動できなくなってしまったそうです。



     批判をうけて、10キロおきに線路下を通れるようにして対策したんですって。






     窓際のイスに腰掛けていると、同じ部屋の人がヒマワリの種を分けてくれました。


     謝謝!


     
     ぼんやりと流れる景色を見ながら、何を言うでもなく、男二人でヒマワリの種を食べます。





     旅だなぁ……
     




     許さんがやってきます。





    許「彼は日本人です。

      ほとんど中国語を喋れないんです。

      ですから何も言いません。

      ごめんなさいね。」




     代わりに謝ってくれています。






     砂煙が舞い上がります。






     石を格子状に並べて砂が飛ぶのを抑えています。


     




     日が沈んだのは20時半でした。



     
     夜中の景色がすごい。




     街灯のない真っ暗な中を山がうねっています。



     空が山より少し色が薄いので線だけうっすらと見えますが、何か出てきそう。


     とても静かです。


     トレーラーの明かりだけがポツポツと。



     22時前には消灯しました。




     暗闇を見ながらビールを飲みます。



     回族(イスラム教)の人がいる部屋ではビールを飲まないようにと、許さんからの注意もありましたね。