categories

         

固いプリン

0


     最近の若い人達はどーのこーのという、聞き飽きた話。



     言い飽きた話でもあります。




     私みたいな若輩者でも思いますよ。





     


     「最近のプリンって柔らかすぎる」

     

     



     プリンになるための大切な行程を忘れている。それなのに、勘違いして一人前のプリンづらをしちゃっているような。




     そんなプリンが多くないですか。




     お前はプリンというかクリームだぞ。





     固いプリンが食いたい。


     どこか固いプリンを食わせてくれる店はないのかと検索して見つけたオシャレな喫茶店へ、連雀亭に行ったついでに入りました。



     


     席に荷物を置いてカウンターへ。



     ケーキの並んでいるケースをチラッと見ましたがプリンはない。大丈夫かな。



     レジでメニューを見ようとすると、レジ上からこちらへ向けてラミネート加工されたプリンの写真がビヨンと出ていました。



     実に美味そうな固そうなプリンです。



     そしてプリンからさらに吹き出しがビヨンと出ていました。


     

     「Thank you!  We're  sold out!」


     

     えぇ……

     売り切れかよ……



     プリンの分際で英語を使っているのもなんだか腹がたちます。



     帰ろうかな。



    店員のお姉さん

    「あの男プリンがないからって、一度入った店を出たわよ。意気地なしね」



     帰ったあとそう言われるとかっこ悪いなと思ったので、食べたくもないピスタチオケーキを注文しました。


     あと、一応ききました。



    「へー。このプリンって、人気なんですか?」

     


     プリン目当てではない人を演じてききました。



    お姉さん

    「はいー。結構人気で。今日は14時頃まではあったんですよ。」


     

      

     早く来れば食べられたな。


     そう思いながらカウンターを背にし、窓際の席でピスタチオケーキを食います。

     


     女子大生二人組が入って来ました。

     二階の席をとってカウンターへ戻ってきました。オシャレな内装に興奮している様子。


    女子大生二人

    「プリンもうないんですか?」


    お姉さん

    「すみません、今日は売り切れでして。」




     OLらしき二人組も来ました。



    OL二人

    「プリンもうないんですか?」


    お姉さん

    「すみません、今日は売り切れでして。」


    OL二人

    「えー…何時頃まであったんですか?」


    お姉さん

    「14時頃までありました。早い方は11時に来てプリン頼まれるんですよ。ほんといつランチ食べてるのって私も思うんです。笑」



     ふくよかなおばちゃん三人組も来ました。



    おばちゃん三人組

    「ねえ、もうプリンないの?」


    お姉さん

    「すみません、今日は売り切れでして。」


    おばちゃん三人組

    「えー、プリン食べに来たのにねぇ、どうする?まぁいいか。お茶しましょう。」




     

     コーヒーをすすり、私は思いました。





     

     これはこういう詐欺だな。


     


    謝罪

    0


       連雀亭は崇徳院と堀ノ内。



       この日の堀ノ内は珍しい感覚だった。



       昨日は研精会でした。

       

       狸札    きいち

       だくだく  志ん吉

       磯の鮑   遊京

       てれすこ  小はぜ

       反対俥   小辰

       宮戸川通し 緑太




       前座のきいち君に謝らないといけません。


       楽屋に高座を終えたきいち君が戻ってきました。


      きいち

      「お先に勉強させていただきました。」



      緑太兄

      「なんか聞こえなかった?」



      きいち

      「え?」



      緑太兄

      「キャーッって聞こえなかった?」



      きいち

      「あ、やってる時、なんかキャーッって聞こえた気がします。お客さんもなんだ?ってそっちをみたような。」



      緑太兄

      「そうだろ。


       遊京、謝れ。」



       きいち君が高座に上がっているときに、楽屋には緑太兄さんと私の二人きりでした。



       お客様がラップで包まれたクレープを差し入れしてくださったんです。駅でたまに売ってるやつで私の好物の一つです。



       紙袋を覗くとたくさんありました。その中から吟味してカスタードを選びました。



       いっただっきま〜す。



       ラップをといていると、緑太兄さんも近づいてきて、紙袋の中のクレープを選び始めました。



      遊京

      「すみません、お先にいただきます。」



      緑太兄

      「はいよー。」



       そう言って、緑太兄さんは私が手に持っているクレープにかぶりつきました。



      遊京

      「キャーッ。」



       つい大きな声を出してしまい、それが高座にも聞こえてしまったかもしれません。




      緑太兄

      「遊京。


       きいちに謝れ。」



       

       なんなん?



       この人なんなん??

       


      0



         新川の船頭さんは毎週金曜日に練習しているそうです。


         往復で30分の行程。行きと帰りで漕ぎ手が代わります。


         

         

         船出を待つ乗客。家族連れが三組ほどで計11人くらい。赤ちゃんを抱っこしたお父さんやお母さんと二人の小学生くらいの男の子。


         私は一番後ろに座ります。すぐ後ろには船頭さんが二人。団塊世代くらいのおばさんととおじさん。



         水面に手をつける男の子。

         浴衣の女性なんかがやると色っぽい場面です。



        船頭さん

        「この水汚いよ。」



         男の子が慌てて手を引っ込めると出発です。


        (忍者橋越しにスカイツリーを拝む)

         

         舳先の方がガイドです。


        舳先の方

        「この新川の下には実は700台もの駐車場があるんです。


         いま遊歩道のところも本来は川です。昔はそこを歩いている人の頭くらいまで堤防がありました。


         川の両端に堰をつくり水量をコントロールしているので溢れることはありません。」



         しかし流れる川の下に駐車場ってすごいな……



        「川の両端の堰で水を止めて排出し、空になったとのころへ先に地下空間を作って、その上に蓋をする形で今の川を整備しました。」




         インド人も家康もビックリですね。



         この間漕ぎ手は団塊世代らしきおばちゃん、一本の櫓をこねくり回して器用に進んでいきます。


         

         このおばちゃん漕ぎながら結構おしゃべりです。



        「ここは桜が若いでしょ。新しく植えたのよ。ずーっと楽しめるわ。


         毎週金曜日に練習してるんです。


         良かったら来てください。


         歓迎しますよ。


         若いからすぐ漕げるようになりますよ。


         私もね、最初は毎週通いました。


         結構いい運動になりますよ。


         風速5メートルくらいあるときも稽古するんです。


         その時はお客さんは乗せませんよ!


         この橋!


         これからくぐりますよ!


         背の高い人だと頭ぶつけちゃうの。


         私は低いからこのまま通れますよ。  

         

         見てあそこ!


         カメ!



         見てあそこ!


         ボラ!」

         


         相槌うったり質問したりした私のせいでもあるんですが、舳先の方より喋っていて、舳先の方は少し寂しい顔をされています。


         おばちゃん

        「ほらまたいるよ!


         みてあそこ!


         ボラ!」



        男の子

        「ママ、みんな死んでる。。。」




         腹を向けて浮いたボラが計三匹ほど漂っていました。



         流れがないから酸素が少ないのかもしれません。



         あっという間に折り返し地点。


         漕ぎ手も代わります。


         おばちゃんの隣に腰掛け、監督といいますか、ちょこちょこ小声でアドバイスをしていた物静かな職人風のおじさんが櫓を受け取ります。



        物静かな渋い親父

        「あー、これ漕ぎにくい方か。」



         櫓をもった瞬間に分かるとは……



         どうやら手練のようです。



         



         舟もグイグイすすみます。



        物静かな渋い親父

        「よ〜し!!


         舟を回転させるよ〜!!」




         ちょっと思っていたキャラと違うな。



         

        舳先の方

        「あ、はい、回転しますからね。」



         またまた漕ぎ手にトークを中断され寂しげな舳先の方。

         

         

        物静かな渋い親父

        「それ〜!」



         櫓を力いっぱい漕ぐ親父。


         川幅はそんなに広くないので舟の長さを考えるとなかなか難易度は高いと思われます。



         ガタン。



         櫓の根本が外れて、櫓が流されそうになります。あせる乗客。泣いていた赤ん坊は黙りました。



        物静かな渋い親父

        「いけねっ。」



         慌てて櫓をはめ、照れ笑いする親父。



         舟を気を取り直して進み、橋の下へさしかかりました。


         舟もとめてしばし漂う感じ。


         日差しがなくなると五月の爽やかな風が通り抜けなかなか心地よいです。






        物静かな渋い親父

        「よ〜し!


         今日はもう一回転だぁ!!」




        舳先の方

        「夏は橋の下で涼むんです、気持ちい…


         え?」



        物静かな渋い親父

        「もう一回転だぁ!」



        舳先の方

        「え?


         また一回転するんですか?」

          


         これは乗客みんなの気持ちでもあります。



        物静かな親父

        「だってさっきは失敗したから。

         

         今度はきれいにいきますよ!


         それー!」



         舟はきれいに一回転しました。櫓も流れませんでした。



        物静かな渋い親父

        「よーし!うまくいったぁ!」


         

         


         


        わしの平成最後の日

        0


           



           DVDでしかみたことのない仁義なき戦い。



           京橋のフィルムセンターで一挙上映されるとのことで喜び勇んでいきました。



           一本目は寝坊したので二本目の30分前に到着。



           しかし、なんと整理券はキャンセル待ちも含めて売り切れ、さらに3時間後の上映の整理券も配布中で、そちらも残りわずか。



           うーん……



           そりゃみんな観たいですよねぇ。


           仁義なき戦い人気、そしてGWをなめきっていました。。。





           平成最後の日になんか切ないですよ。




           仁義なき戦いで燃え上がるつもりだったこの心の、気持ちのやり場がないです。



            この気持ちをどうしたらええんじゃ…

           



           そうじゃ!この近くのスープカレーのお店「ドミニカ」があるけぇのぉ、美味しいカレーを食うてこの気持ちを燃やしたるけん!と思うて、行ってみると、なんじゃ、階段まで行列。。。



            

           わしゃ並ぶくらいじゃったらあきらめるけぇのお。




           なんとなしによ、近くの味噌ラーメン屋に入ったんじゃ。



           オロチョンラーメン、辛くてとても美味しかったのぉ。当たりじゃ。絶対また来るけぇのお。



           ただ、うーん、気持ちは燃えんのぉ。どうしたらええんじゃ。




           店を出た時の、美味しいラーメンで満たされた気持ちは、仁義なき戦いを見た後の高揚感とはほど遠いんじゃ。



           わしは自分に問うた。




           おい、わし、お前はこんなに満たされてええんか。


           こうじゃなかったやろ。


           もっと飢えてた頃のわしはどこに行ったんじゃ!

           


           



           やることがないけん、銀座をブラブラしよと、文房具のITOYAちゅうもんがあったわい。


            



           

           パステルカラーじゃけえ。



           


          (メモ)コアラから学んだこと

          0


             動物園のえさやり。これは大変なショー。

            退屈そうにしている動物たちもいきいきと動く姿をみせてくれるからだ。


             

             ちょうどコアラ舎で餌の時間だというのでレンガを積んだ神殿のような建物へ入る。



             コアラ舎の中の様子。

             自然味はなく、実験室のような雰囲気。



             中心にそびえ立つ、人工のユーカリの木。これがかえってここを死の世界のようにしている。



             丸太が数本束ねられていて、ところどころにユーカリの葉が差してある。コアラは丸太を束ねた節目に座っている。 



             コアラは二匹いる。


             コアラA。

             全く動く気配がない。丸まってこちらを背にしてずっと寝ている。

             



             奥がコアラA。手前がコアラB。


             コアラBは起きていて窓の向こうの観客をみたりする。見物客は当然こちらと写真を撮る。別にかわいいと言う感じの表情には見えない。


             「お前にこの気持ちが分かるか。」


             私には、そういった恨みを含んだ表情に見えた。



             えさやりの時間と思い込んでいたが、よくみると「えさの交換の時間」という細かい表現。


             確かにすでに大量のユーカリがある。しかし二匹はそれぞれ全く食べる様子はない。


             解説によるとコアラは好みが激しく、10種類近くのユーカリの葉を出しても、気に入らなければ食べないというのだ。


             『エサの交換の時間』


             これはショーとして成立しないことへの保険というわけか。



             応用できそうだ。


             

             「落語」でなく、


             「口伝による伝統的古典の暗誦」



             と宣伝すれば、すべった場合にクレームも出ず、むしろありがたがってくれそうな気がする。


             入場料も3千円くらい上げられそうな気がする。




             ガシャンという音がした。



             奥のゲートが空き、飼育員さんが入ってきた。女性の飼育員さんはつんつんした感じのきれい系の顔立ち。その愛想のなさは、今までどれほど多くのユーカリを交換し、またどれほど多くのユーカリをこのコアラたちが口にしなかったのかを想像させる。 



             コアラたちが一斉に飼育員さんの方を向いた。



             コアラBは首を回し振り向き、コアラAは起きてそちらを見た。



             まるで石像のようだったコアラAが起きたことにとても驚いた。


             見物客はやはりコアラAに注目。驚きの声を上げた。



             飼育員さんは数種類のユーカリをそれぞれのコアラのスペースで、3つに分ける。


             急須から3つの湯呑に注ぐように均等に分けて、それを丸太の節目節目それぞれのスペース3ヶ所にある塩化ビニルのパイプへとさしていく。



             コアラA、Bともに、今いる場所のすぐ下のパイプで交換されるのをじっと待ち、交換されるやいなや、ユーカリの葉の匂いを嗅ぎ、口に含む。別に派手さはない。




             山が動いた。




             コアラAはなんと丸太を器用に渡り、その先の節目へ。そちらのユーカリを食べ始めた。



             お客様は皆、コアラAに注目。誰一人としてその場に留まるコアラBを見ていない。



            (丸太を渡り終え、奥で視線を独り占めするコアラA)


             

             私はコアラAは大変なエンターテイナーだと感じた。



             「静」があるからの「動」。



             いかに期待をさせず、いかに大きく裏切るか。



             ただ食べるという行為の中でどう山を作って見せるか。



             驚きをいかに連続させ、畳み掛け、ただ足す以上の効果に変えるか。



             コアラBという、全く正反対の存在がAのショーをより引き立たせたとも言える。



             BがあるからこそのA。


             しかし人の注目を集めるのはA。



            (さらに丸太を渡りとどめを刺すコアラA)



             (ユーカリの中へ埋もれていくコアラB)


            善夢

            0


               矢野·兵動さんの漫才も好きで兵動さんのトークも大好きです。




               昔、NGKの単独、ABCホールのおしゃべり大好きを見に行くことができた思い出は私の宝物です。



               そんな憧れの兵動さんと品川駅ですれ違いました。




               夢かと思いました。 




               善夢かと思いました。

              (悪夢の反対)




               もちろん声なんてかけられません。




               なんて声をかければいいのかも分かりません。




               先日行った、とあるポスター手渡し会でも思いました。学びました。



               思ったこと考えていたことなんてまず言えませんし、なんとか声をかけられたとしても、「なんでそんなことしか言えないのか、言ってしまったのか」という後悔地獄がその先に待ち構えているんです。




               だから、いいんです。



               拝めただけで幸せでしょう。

               



               実際その後、夢見心地でトイレに行ったり、駅弁を選んだり、それを師匠に買っていただいたりしました。




               嬉しい……




               その思いで心がいっぱいになりました。



               

               そしてホームに降りるエスカレーターへ乗りました。




               ふと後ろをみると、兵動さんがいました。




               一段後に兵動さんがいました。


               



               

               何かしらの運命の分かれ道。





               私は声はかけないことを選びました。




               

               

               

               エスカレーターの一段後ろにそのお方がいるのに声をかけることができない。





               私の、芸人としての資質に欠ける部分が濃縮された場面でした。


                



               でも幸せでした。



               この新幹線ホームに向かうエスカレーターが、京都駅の大階段くらいあったらいいのに。




               「ファン」ってなんですか??



               

               「エスカレーターの一段後にいるお方に声をかけることができない生き物」


               

               それを私は「ファン」と呼びます。





               というわけで、巷の人みんながファンにみえてきました。


              愛嬌

              0

                 

                 愛嬌がないんですかねぇ。

                 

                 

                 真顔はよくないんですよね。

                 

                 

                 四年ぶりくらいでしょうか?久しぶりに病院へ行きましたよ。

                 

                 

                 小さな町の病院の待合室のベンチに座ってボーッとしていると、「お急ぎのようです」と受付の方の声。

                 

                 

                 間もなく私が診察室に通されました。

                 

                 

                 急いでいません。

                 

                 

                 今日は仕事もなく、なんなら開業中ずっと待てるんですよ。

                 

                先生

                 「亀井さん、鼻水が止まらないんですね。」

                 

                 「そうなんです。」

                 

                先生

                 「では見ますからね。」

                 

                 

                 最近歯医者によく通う私は口を大きく「あ〜ん」と開けました。

                 

                 

                 先生は先が開く銀色の器具を鼻の穴へ突っ込みました。

                 


                不思議なこと

                0

                   

                   ひかりTVのピローな噺見逃し配信もやっていますのでぜひ!

                   

                   

                   今回と次回は今まで2回以上ピローキングになった人からさらに大賞を選ぶ企画だそうです。

                   

                   

                   僭越ながらまた使っていただきました。

                   

                   

                   ギャラがいいのでシンプルに嬉しいんですよ。また撮りに来てくれないかなぁ…

                   

                   

                   ゲストの方がすごいです!

                   

                   六角精児さん!!

                   

                   

                   今週市童兄さんに誘っていただいたお芝居にも出ていて、うわぁ!生の六角精児さんだ!!と喜んでいたのですが、その二日後にまさか画面でご一緒させていただけるとは…、

                   

                   

                   このエッセイが面白くて大好きなんです。

                   現代に蘇った内田百聞のような……

                   前座時代になんだかとても癒やされました。

                   

                   

                   そして喜びのラッシュは続きます。

                   

                   

                   昇太師匠と六角精児さんが見てくださったのは中国漫遊記の一部。

                   

                   

                   なんと、昇太師匠の口から「キョさん」の名前が!!

                   

                   

                   

                   そして「キョさんじゃないです。」

                   

                   と、六角精児さんの口からキョさんの名前が!!

                   

                   

                   

                   嬉しいを通り越して

                   

                   

                  不思議」!!

                   

                   

                   しかし、本の向こうの人と自分が超間接的に関わったこの何ともいえない感じ。

                   

                   

                   行動するって大事なことですね。


                  堀船ウエスタン

                  0


                     本日は梶原下車、北区堀船三丁目にて、

                     第七回イキイキ!健康!堀船せんべえ寄席でした。



                     トーク

                     のめる   つる子

                     山号寺号  扇兵衛

                     そば清   馬久

                     長屋の花見 遊京

                     


                     「久しぶりに笑いました。」と涙を拭いながらお帰りになるお婆ちゃんも。



                     この町でやらせていただいている喜びを感じました。



                     寒い中を皆様ご来場ありがとうございました。



                     四人集まるのは今年初でしょうか?


                     トークも毎回楽しいです。



                     これ、何のポーズか分かりますか??


                    「皆さん、とっても個性的で!それぞれ素晴らしい!!まるでリーダー不在の戦隊もののようですね。」


                     と、お客様から素敵なたとえを頂いたのでそれを意識したポーズです。




                     姉さんはリーダーも兼ねているので赤よりのピンクという感じですかね。



                     〜さてさて、〜



                     設営後、開場までの時間は、こちらも楽しみ!


                     喫茶「山の音」へ。


                     ここの卵とろとろピラフがマジでうめえんだ。


                     

                     しかし今日は驚いたぜ。



                     扇兵衛の野郎と他の客が一触即発。


                     

                     食事中に俺っちのピストルへ手をかけさせるなっつーの。

                     


                     西部劇かと思ったぜ。


                     

                     北区なのに西部劇とはこれいかに。


                       


                     悪いのは扇兵衛野郎だ。


                     見てくれ。

                     あの野郎、クソでけえケツピストルから空気弾をぶっぱなしやがった!


                     

                     上品なマダム、額にじゅん菜のようなブルー筋をおったてて言ったね、




                     「Oh!Shit!!」



                     無理もねえや。


                     誰だってそう言うよ。 

                     


                     さあ、扇兵衛野郎、悪いのは完全にお前だ。とっとと詫びちまえ!



                     奴さん、ツカツカと歩み寄るとこう言った。


                    「Watch your language!!」

                     


                     ??



                     おいおい、



                     口に気をつけろだと?



                     お前こそその汚ねえケツピストルがこれ以上口をきかねえようにコルク栓でもしとけっつーの。



                     仲間の恥は俺っちの恥。扇兵衛野郎をぶち抜こうと引金に指ををかけたその時だ。



                     野郎言いやがった。

                     

                     「ごちそうさまでした。」


                     ??


                     おおっと、俺っちの早とちりだったようだ。


                     まず扇兵衛野郎の屁の音は俺っちの空耳。


                     そして、


                     「Oh!Shit!」

                      とは

                     「美味しい?」


                     「Watch your language!!」

                      とは

                     「おいちーよ。あらっ!偶然!」

                     

                      の聞き間違いだった。


                     

                     ここは扇兵衛野郎の地元。偶然いた親戚の方が、なんと俺たちのぶんまでご馳走してくれたんだぜ!!



                     最高の街だ。


                    俺っち

                    「ごちそうさまです。ありがとうございます。」



                    上品なマダム

                    「このあとの落語会、楽しみにしていますよ。」



                    俺っち

                    「来てくださるんですか!!


                     スベらないように頑張ります!!」



                    上品なマダム

                    「そう?頑張ってね。

                     

                     でも、


                     たまにはスベるところも見たいかも♥」

                     



                     ワオワオ。(*_*)


                     すげえなパツキン年増の色気。



                     垂らした鼻血でピラフがチキンライスになっちまったぜ!!

                      

                     紙切りかよ!!




                    discover☆

                    0









                       




                       都会に出てきた人の言葉に、




                       「蛇口の水がマズい」





                       「鼻毛がよく伸びる」





                       というのがあります。





                       指先第一関節くらいは優に超える長さ。



                       

                       こんなモンスターが今まで鼻の穴に潜んでいたとは……

                        



                       そしてこんなモンスターを隠しながら、日常を過ごしていたとは……





                       よくこんな長さになるまで隠れていたね。




                       この鼻毛のように、見つかるまでに力を蓄えたいですね。


                      | 1/5PAGES | >>